伊豆大島

伊豆七島はまだ全制覇していなかったように思うが、どこに行ってないかは
覚えていない。

伊豆大島・利島・新島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島で7つ。
式根島も行ったことあるんだけど、人が住み始めたのが明治以降なので
七島に入ってないのだ。




 

今回はさるびあ丸を選んだ。ジェット船で行くのも良いが、夜飲みながら
向かうのも悪くない。
1等客室を貸し切りで使えたので居心地はとても良かった。




ビール買うのに免許証が必要。
今ってどこもそうなんだっけ? 自販機で買わないからわからない。




食堂。
明日葉カレー800 骨付きインドカリー900 ナスのアラビアータ800 ホットケーキ800
色々ある〜。
今回は酒や食料を持ち込んだのでパス。



ニチレイの自販機と日清カップヌードルの自販機がある。
食べ物には困らない。

コイン式のシャワーもあるし、意外と船の安旅も快適なのだ。


 

甲板はクソ寒い。
だいたいいつも風が強く、ドアの開け閉めには注意が必要。
風の当たらない場所で6℃なので、手すりの部分の体感温度は大変なものだ。

夜の甲板の雰囲気が好き。
前回乗ったのはかめりあ丸だったかな? 初代さるびあ丸には乗ってないと思うし。




大島公園。

毎年1月下旬から3月下旬までの約2ケ月間、椿まつりが開催される。
大島の行事と言えばこれしかないような気がする。

都はるみの曲が流れていたりしたらベタだよなぁと考えていたら、本当にかかって
いるじゃありませんか。うむ。

まつりなのでそれにちなんだマスコットガール的なのがいるはず。

いた。



母親ぐらいの年齢の人達が。

若い人はあまりやりたがらないそうだ。




椿まつりに来てこんなことを言うのもなんだけど、椿の花ってやぼったくてあまり
好きではない。

あまり花屋でも見かけないけど、これはどちらかと言うと植木だからだろう。きっと
植木屋に行けば売っているに違いない。




温室に入ってすぐの所にあるユーシェネンシス。(攸県油茶)
立派な椿だ。




大島公園動物園へ。
椿園も動物園も入場無料だ。



知らない場所に行くと、何でもない欄干のデザインなどにも目が向いてしまう。



国内最大級のサル山は流れ出た溶岩をそのまま利用しているそうだ。
ここにいるのはワオキツネザル。
変な顔!



ワオキツネザル推しか。
たくさんいる。



海が見える。
手前の木は何の木だろう?







朝食バイキング。

大島牛乳がおいしかった。






昼食 名代歌乃茶屋

明日葉の天ぷら、かます、明日葉そば。
これが思いの外おいしかった。


大島は椿と明日葉の島だな。
明日葉の苗が売っていて、これを育てたら毎日明日葉が食べれるなと思ったが、
島の人に聞いてみたら生では食べないらしい。
面倒臭がりなので朝ご飯に毟って食べることを想定していたのに。




ずんぐりむっくりした馬が。
日本在来種の与那国馬。

乗馬も可能で三原山にも登れるらしい。




三原山は活火山。
噴火に備えて退避壕がある。
おそらく予算的な都合で退避壕の数が足りない。茶屋でヘルメットの貸し出しを
やっている。




三原神社。パワースポット。
1986年の噴火の時に溶岩が神殿を避けて両側に流れたと言う。
それで奇跡の神社とか呼ばれているのだ。




ホルニト。
ホルニトって何?
溶岩トンネルの天井が破れ、溢れた溶岩でできた塚のこと。
1951年にできたらしい。
穴から中を覗くと生暖かい空気がほわ〜っと顔に当たる。
相当な深さだ。穴を見ると、落ちる人いないのかなと心配になる。
洞窟好きとしては中に入りたくてたまらないのだが。

火山用語って難しい。
ホルニト、アグルチネート、パホイホイ溶岩。
知らない単語が次々と出てくる。何語だよ。




利島が見える。おっぱいパンみたいな形の島。

鵜渡根島や新島も見えるぞ。
鵜渡根島は人口0人。釣り人には人気の島でマグロなども狙えるが、天候が
良くないと渡礁できなくて、チャンスは年に50日ぐらいとか。


 

島の風景。
火山島なのでスコリアで真っ黒である。
ところどころで湯気が出ている。




噴火口。
立ち入り禁止。

一番標高の高い部分は三原新山の758m。
お鉢巡りは30分ぐらいかかる。






岡田港にある菓子工房ichimine。
プリンがおいしかった。
大島牛乳もここで買える。


 

岡田港周辺の風景。
民宿いいなー。


 

伊豆大島にもゆるキャラが! ぶっさ!
中の人は時給いくらでやっているのかな?
なぜかほとんど動かない。




漁業協同組合加工部がやっている浜のかあちゃんめしって食堂。
店頭でトコブシ寒天汁を売っていたので飲んだ。500円。

トコブシ、明日葉、寒天、トコブシの肝ペーストが乗っている。
メッカリやメダイで出汁をとっていて、とても海の味がするよ。

売り子のおばちゃん達は岡田港は寒い寒いと言っている。
どこから来たのか聞いてみたら、島の南端である波浮だそうだ。
距離的にはそんなに離れてないけど、気温で2〜3度違うみたい。




岡田港ではふるまい汁が配られていた。無料。
もちろんいただく。
魚臭い。




帰りは高速ジェット船セブンアイランド。
時速80km。
乗り心地は飛行機と何ら変わらない。




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