高知

高知旅行記 2日目












日曜市を案内して貰った。市が大好きで旅行に行くと必ず立ち寄る。

地方の市は見たことの無い物がたくさん売っていてときめく。

やたら「リュウキュウ」って名前の野菜(?)を見掛けた。

バカでかくて100円なので、これ毎日食べてたら節約になるんじゃ?

自分では調理方法もわからないが、いわっちさんが食べる手配をしてくれた。



田舎寿司を売っている店も多かった。これも高知の郷土料理。

具材が普通の寿司とはちょっとちがう。興味はあったがこれを食べたら腹いっ

ぱいになってしまいそうなのでヤメた。

高知って独自の食文化が発達しているのだな。



これがサイバラさんの通っていた学校だって。



今回の旅行で買ったお気に入り商品。「ぶしゅかん」

鹿児島などで獲れる仏手柑とは別物。四万十ぶしゅかんとも呼ばれているみたい。

高知では多くの家でこれを育てているらしい。日曜市でも置いてある店が多かった。

しかも1袋100円。

カボスやライムみたいに魚に絞って食べるのが主な使い方。

カボスより酸っぱくない。穏やかな酸味。魚の味を引き立てる丁度良い酸味だ。

面白いことに皮は刻んで食べるようだ。そして種も食べられる。食べてみたら梅干

の天神様(種の中)とジャイアントコーンを足して2で割ったぐらいの硬さ。

少し苦味があるが癖になりそうな味。いいね。

なぜ高知以外に出回らないのだろうか。疑問である。

今度から魚を食べるときはこれを使いたいと思った。



高知はフルーツトマトの産地でもある。

冷やして売っているので歩きながら食べられる。100円。

1箱7500円のもあったしブランドだね。


色々買って満足して日曜市を後にした。





高知城へ向かった。



今からこれを登るっ。

坂は緩やかなので疲れることは無い。



古い日本家屋が好きな俺は、城ももちろん好きだ。

大昔にここに人が住んでたって思うと不思議だよねぇ。

俺も殿様やりたい・・・



欄間が飾ってあった。目利きはできないけど欄間も好き。

これはあまり良い品ではないな。目利きはできないけど。



高知城の次は・・・帽子パンを探しに。



サニーマート。高知県の御当地スーパーマーケット。

高知でパンを売っている所ならどこにでもあるらしい。



あった。

帽子パンは高知の県民食と言われている。これも高知以外だと売ってないのだ。

不思議。なぜ高知で発達してそこにとどまるのだろうか。

食べてみた所、これはメロンパンである。メロンパンが帽子の形に広がった商品。




「海洋堂ホビー館四万十」へ。http://www.hobbykan.jp/



物凄い場所にある。山道をぐねぐねと走って走って走って漸く辿り着いた。

携帯が圏外だよ!!

廃校になった小学校の体育館を利用したそうだ。

なぜ秋葉原じゃなくてこんな辺鄙な場所に作ったのか。

創業者が高知の出身なんだって。

結構盛況。都内から来る人も多いようだ。


食玩コーナーが面白い。

 

万博とか中国宮廷料理とか、コレクター魂を鷲づかみにするフィギュアがいっぱい。

危険。当時知らないで良かった。これ知ってたら絶対に集めてたと思う。



大きな展示物もいくつかある、

漫画を読めるコーナーもあった。


海洋堂ファンなら行く価値あり。






四万十川源流。水が冷たく流れが速い。

いつか四万十川で川下りをやりたい。




昼は「豚太郎」へ。高知の御当地ラーメン。

チェーンだけどメニューは店ごとに違う。自由に決められるんだって。

今回行ったのは七子店。

とても人気で20分ぐらい待った。周辺に飲食店が無いのも混む原因か。




「みそカツキムチラーメン」

今後来る機会は無いと思うので、この店を代表するメニューを注文した。

キムチとトンカツが乗ったゴージャスなラーメン。ごっつい。しかもみそ味。

これはB級グルメだな。




 

「仁淀川」へ。車で降りられる。

ここでキャンプやバーベキューをやったら楽しいだろうな。

都内の河川みたいに禁止事項は無いようだ。肉焼き放題、テント張り放題?



日本で一番綺麗な川なんだって。水質検査1位。



 

「えの木」へ。

あの長田仙人の行き付けだったゲーセン。建物2つのうち片方は閉鎖していた。

彼は今もここに来ているのだろうか。

怒首領蜂最大往生の筐体を見るとシューター仕様になっているようにも見えるが。






夕飯は「天賀」さんにお邪魔した。読み方は「てんよし」だからなっ。

高知県高知市大川筋2-6-18
11:30〜13:30 17:30〜21:00
定休:水曜

娘と両親の2人で切り盛りしている天ぷら屋。娘は銀座の近藤で修行をした後に
高知に戻ってきたそうだ。近藤と言えば俺の好きな天ぷら屋。俺じゃなくても
天ぷら好きな人なら近藤で修行って聞くと身構えるだろうし、ハードルも自然に
上がるだろう。



りゅうきゅうを酢の物にして貰った。
別名はす芋。芋だけど根は大きくならず葉の部分を食べる。旬は7〜9月。
出荷されている物のほとんどは高知産らしい。

 
 

野菜がうまいっ! 俺は野菜の天ぷらが大好きである。幸せ。
吟味された確かな素材。変り種のゴーヤもアクセントになって良かった。
衣は薄く野菜の旨みが活きている。この衣の薄さはやはり近藤譲りなのかね。

比較するのは失礼だが、やはり近藤と比べる人が多いと思う。近藤の看板って
それだけ重いんだ。
油はごま油100%だと思われる。近藤がごま油のみをブレンドした物を使っていて
こんな感じだったのでたぶん。
臭みを全然感じないので良質のごま油に違いない。

 

魚介もうまい。
完璧な火の通り加減。
この技術は一朝一夕では身に付かないはずだが、揚げているのは専ら娘の方である。
見ているとお父さんの方は一般的な揚げ方であるのに対し、娘の方はオリジナル
な感じであった。
で、うまいのは娘の方。
天ぷらって同じ材料でも揚げる人によって全く変わるから面白い。みんな同じだと
つまらないから個性がある方が良いと俺は思う。

いやー、いくらでも食べられるぞ! おかわりおかわり!



最後は天茶。
わしもう大満足。

知人の店なので多少贔屓目に見てる部分もあるかもしれないが、それでもおすすめ
である。
高知に行ったら是非寄って欲しい。
予約は忘れずに。088-872-1044






土佐神社へ。
毎年8/24〜25に行われる志奈禰祭(しなねさい)を観る事ができた。
地方の祭が好きなので、偶然合ったタイミングに喜んだ。

国道からいきなり参道が始まる。そしてその参道が長い。
ところでこの祭って何やるんだろう?



賽銭箱まで辿り着いた。
紐が何本もぶら下がっている。そうか、この方式ならみんなガラガラできるね。


参道の出店チェック。
やたら盛り上がっている屋台を発見。

 

うなぎ釣り!? 初めて見たぞ。
カメすくいの屋台と同じで、釣ったら店が買い取ってくれるシステムだ。
買い取り価格が時価となっているのが怪しくはある。

そう簡単に釣れる様にはなってない。糸がすぐに切れる仕様。



通常の竿の他にランクアップの竿もあった。
店長のおすすめ! ハード     500円
切れない糸のさお スーパーハード 2000円

面白い。切れない糸なら必ず釣れそうだけど、うなぎ直接買うのと変わらないね。


   

地方の祭の踊りを観るのが大好きである。
これが大昔から受け継がれてきた伝統的な踊りだと思うと、尻がムズムズして
体が痺れてくる。

知識が無いのでこの舞が何を意味する物なのかわからなかった。
巫女かわいい〜〜。

(モデルリリース取ってないけど、祭の性質上掲載可と判断しました。不都合が
ある場合は削除します。)





2日目の夜は高知パレスホテルに泊まった。たぶん安いホテルだと思うけど、足り
ない所は無く、無駄な所も無い、とても快適なホテルだ。



こっちでもTV映るんだな。(当たり前だろ)
ウェルカムドリンクの「ごっくん馬路村」を飲みながら「太陽を抱く月」を観た。

寝付きは良い。ドラマ観終わったらすぐに眠りに付いた。



翌朝。ホテルから外を眺める。
なんか工事やってるな〜。何か作ってるんだろうな。そのまんまだけど。


朝食はビュッフェ。これが素晴らしかった。
高知の食材を使ったメニューがずらりと並ぶ。すげー食欲そそるんですけど!

 

サラダコーナーの充実っぷりが嬉しい。
高知産の様々な野菜に、自家製ドレッシング、オリーブオイル、ビネガー、何でも
揃っている。



ナポリタンもあったー。
例によって、盛り付けのセンスは問わないでほしい。
ヨーグルトにナポリタン入っちゃったし。



おかわり。ちりめん丼を作った。画像見ただけでうまそうでしょ?
須崎のオジャコとれいほくの棚田米だって。







さよなら高知。
楽しかったよー。




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